ゼロ戦21型

ミリタリー系、昭和レトロなブログです。

紀元2600年 石碑

 
町中を自転車で走っていると、ふとある石碑に刻まれている文字に目が留まりました。
 
その石碑には、こう書かれていました。
 
「紀元2600年記念」?
 
「紀元2600年記念って、あの紀元2600年記念のこと」?
 
紀元2600年記念は、神武天皇即位2600年を奉祝して、昭和15年10月11日に行われた記念行事のことです。
 
日本国中で、これを記念しての大行事が行われました。
 
紀元2600年の歌も出ました。
 
この歌、好きですね。
 
ユーチューブでも出ています。

旧日本海軍の艦艇による特別観艦式も、実施されました。

 

昭和15年10月11日に横浜港沖で開催され、艦艇98隻と、航空機527機が参加しています。

 

観艦式の実施方法としては、停泊した受閲艦艇の間を観閲艦艇が航行する「碇泊観艦式」で実施する事となりました。

 

この紀元2600年特別観艦式に参加した艦艇の大部分は、太平洋戦争で戦没しています。

 

その当時の石碑が、町中に、ちょこんと置かれています。

 

靖国神社のように多くの人が参拝に訪れる場所とは違い

 

空地の片隅に、ちょこんとです。

 

ミリオタの私ですら、最近やっと気付きました。

 

ほとんどの人は、おそらく、そういった歴史があるものだとは、知らない人が、ほとんどでしょう。

 

歴史の一ページとして、ブログに残しておきます。

 

陸上自衛隊 屋外入浴セット2型

 

大規模災害時によく目にする屋外入浴セット2型。

 

陸上自衛隊保有している災害派遣用の装備です。


 

構成としては

 

ボイラー、揚水ポンプ、発電機

浴槽

シャワースタンド

業務用天幕

貯水タンク

照明具、すのこ、シート、脱衣かご、棚

 

などからなり、これらの装備品をトレーラーに乗せて車両で運びます。

 

入浴可能人員は、1日およそ1,200人

 

1回の収容人数は、およそ30人です。

 

隊員のユーモアとして、入り口には各隊手製の「○○の湯」などの暖簾が掲げられることが多く、

 

災害で心を痛めている被災者の憩いの場となっています。

 

六甲アイランド マリンパーク ポートピア81

 

1981年に、兵庫県六甲アイランド

 

「ポートピア81」

 

という博覧会が実施されました。

 

私も子供の時に行きました。

 

ゴダイゴの歌う

 

「ビューティフルネーム」

 

は、その博覧会のテーマソングとなりました。

 

今となっては、パビリオンの内容については、ほとんど覚えていませんが

 

建物の中から見える海の景色が、とても綺麗だったことは、はっきり覚えています。

 

他の用事で兵庫県に来たついでに、

 

「あの六甲アイランドって今どうなってるんだろう?」

 

と思い、行ってみることにしました。

 

六甲アイランドへは、六甲ライナーという自動運転の電車で行きます。

 

「あ~これ、大阪の南港に行くニュートラムと一緒じゃないか」

 

と今になって気付きました。

 

インターネットでポートピア81で検索すると、当時撮ったビデオフィルムの映像が公開されていました。

 

それによると六甲ライナーは、今も当時とほとんど変わっていないそうです。

 

当然、今は当時の展示施設は跡形もなく、大学やショッピングモールなどが建ち並ぶ施設となっています。

 

「あの絶景の海の景色が見えたのは、どこだっけ?」

 

と探してみると

 

「マリンパーク」

 

という名前が目に留まりました。

 

「おそらくここだろう」

 

と思い、近くの駅で降りて歩いて行きました。

 

「ここか」

 

43年ぶりの再会です。

 

「う~ん」

 

「確かにいい景色だ」

 

どうですかこの、雄大な海を見渡せる、この落ち着いた風景は

 

私は、しばらくベンチに座って佇んでいました。

 

ハウステンボス オランダ村

 

 

この写真は、1993年に撮ったものです。

 

今から、2024年ー1993年=31年前になりますね。

 

随分と昔ですが、私的には、1990年代は、そんなに昔のようには感じません。

 

逆に1970年代となれば、大昔のように感じます。

 

福岡に旅行に来た時に、

 

「近くに観光地はないか?」

 

と「るるぶ」という観光用の雑誌で、探してみたところ、大きく紹介されていたのが

 

ハウステンボス」です。

 

オランダの街並みが、再現されており、まるで外国に旅行に来ているかのような気分になります。

 

ディズニーランドは、子供が喜ぶ施設ですが

 

ハウステンボスは、大人向けの娯楽施設だと思います。

 

日本の都会の街並みは、これといった特徴もなく殺風景なものが多いですが

 

オランダ村は、しばらく眺めていたいほど芸術的で個性的な建物が並んでいます。

 

オランダ村は、一時、経営難に陥ったこともあったらしいですが、まだ存続しているようです。

 

今でも、これらの建物は残っているのかな?

 

 

陸上自衛隊 35mm高射機関砲L-90

 

陸上自衛隊の35mm高射機関砲L-90です。

 

私が趣味で写真を撮り始めたのが1992年。

 

現在、今まで撮ってきた写真をインスタグラムに投稿しています。

 

投稿数は1959になっています。

 

古いアルバムから、投稿できそうな写真を見つけて投稿しています。

 

もうそろそろ投稿できる写真がなくなってきたかと思うのですが

 

探してみると、まだまだいい写真が出てきます。

 

毎日投稿していますので、もう3年以上投稿を続けていることになります。

 

過去を振り返りながらの投稿しています。

 

この写真は1999年の写真ですね。

 

35mm高射機関砲L-90は、もうすでに退役している兵器です。

 

今見ると

 

「あ~この時代には、まだ高射機関砲があったんだ」

 

と、あらためて振り返ることができます。

 

すでに時代遅れになったはずのこの高射機関砲は

 

現在ウクライナでは、ロシアから飛来するドローンを撃墜するのに活躍しています。

 

航空自衛隊 パトリオットミサイル

 

航空自衛隊が現在保有している

 

パトリオットミサイルです。

 

空自では、より英語読みに近い

 

ペトリオットミサイル」という名称が使われています。

 

陸自じゃなかったの?」

 

と思われる人もいるかと思いますが、空自です。

 

部隊名は「高射隊」と言います。

 

全国に部隊があり

 

4つの高射隊で1高射群の編成となります。

 

全部で6個高射群からなります。

 

写真にあるのが

 

LS(ランチャーシステム)つまりミサイルの発射機です。

 

左に見えているのは、発射機を上下させるための動力として使う発電機です。

 

これ以外のレーダーや射撃管制装置、無線中継装置などの機材には

 

電源車と呼ばれるガスタービンエンジンの発電機を搭載した車両から

 

各装置へ電源ケーブルを繋いで電気を送るようになっています。

 

各機材は全て車両に搭載して、全国どこへでも機動展開することが可能です。

 

現在、ウクライナには、このパトリオットシステムが3セット送られており

 

ロシアの空軍機を、かなり撃墜しています。

 

海に浮かぶ、お城 海上自衛隊 護衛艦

 

昔の日本海軍の戦艦は

 

「海に浮かぶ、黒鉄のお城」

 

と呼ばれていました。

 

まるで海の上に城が建っているかのような光景を、表現しています。

 

その当時の戦艦と比べると遥かに小型ですが、

 

海上自衛隊護衛艦も、このアングルで写真をとると、なかなか迫力があります。