ゼロ戦21型

ミリタリー系、昭和レトロなブログです。

自衛隊装備年鑑

 

みなさんは「自衛隊装備年鑑」という本があるのを知っていますか?

 

そんな本が存在していることすら知らない人が大部分ではないでしょうか?

 

毎年、朝雲新聞社より発行されており、陸海空3自衛隊の各種装備品のほぼ全てが紹介されている本です。

 

上の写真は1985年当時、今から38年前の本です。

 

当時はどのような装備があったのか見てみましょう。

 

 

「8・8艦隊」護衛艦8隻、対潜ヘリコプター8機からなる艦隊のことです。

 

もう全艦退役してますね。

 

今残っているのは右側のはつゆき型護衛艦同型艦が1隻練習艦として在籍しているのみです。

 

まだヘリ空母イージス艦も、おおすみ輸送艦もない時代です。

 

当時最大の護衛艦は5200tのヘリ搭載護衛艦しらねでした。

 

 

XT-4中等練習機、今使用されているT-4練習機です。

 

この練習機は昭和63年度から使用開始していたんですね。

 

CCV(運動能力向上機)カナード翼と呼ばれる特殊飛行が可能となる補助翼、これありましたね、記憶に残っています。

 

F-104J戦闘機がこの年で全機退役となっています。

 

この当時は主力戦闘機がF-15で、この時点で100機ほど配備されていました。

 

現在は、約200機が配備されています。

 

それ以外にはF-4Ej、F-1などがありました。これらは既に退役しており、F-35やF-2に更新されています。

 

 

驚いてしまうのですが陸自の、この装備は未だに現役です。

 

当時の主力戦車は74式戦車で61式戦車もまだ現役でした。

 

61式戦車は既に退役し、74式戦車も、いよいよ全ての戦車が退役間近です。

 

攻撃ヘリコプターは今後は保有しない方針だそうです。

 

 

こちらは、最近の自衛隊装備年鑑です。

 

これらを見ていると時代の流れをつくずく感じます。