ゼロ戦は、太平洋戦争中に日本で約1万機が生産されました。
現在でも飛行できるゼロ戦は、何機かありますが
エンジンは、別の飛行機のエンジンが搭載されています。
その中で、唯一、オリジナルの栄エンジンを搭載しているのか、この機です。
世界に一機のみです。
もう随分昔ですが、各務原飛行場で、このゼロ戦52型の展示飛行が行われました。
これは、その時の写真です。
アメリカでは「リバースエンジニアリング」という飛行機の残骸を回収し、それを元にして残りの機体部分を作成することが行われています。
当時は、物凄い人の数で、送迎バスが、延々と連なって走ってました。
あまりに多いので数えていると、50台を超えてました。
飛行中のゼロ戦を見ましたが、運動性の良さは伝わってきました。
身軽で舵の危機がよく、軽やかに各種飛行を行ってました。
とも思いました。
戦後初めて、オリジナルのゼロ戦が、アメリカ人のパイロットによって操縦されたのです。
当時のゼロ戦のパイロットが、この光景を見たら何と言うのでしょうかね。