航空自衛隊で使用されているボンネットトラックです。
おそらくまだ現役だと思います。
こんな古いトラックを今だに使用しているのは航空自衛隊だけだと思います。
「ボンネットトラックなんて見たことがない」
という人も多いと思います。
今のトラックは、車体の前部が上にパカッと開いて中にエンジンが収まっている形式になっていますが、それ以前のトラックは、エンジンが前にデンと設置されており、その後ろに運転席がある形式になっていました。
この車の特徴としては
車高が高い。
車輪が大きい。
油圧がないのでハンドルは重く小回りが利かない。
クーラーがない。
三角窓がある。
といったことが挙げられます。
三角窓とは、ドアの窓の前部の一部分が内側に動かせるようにできている窓のことで、走行時に三角窓により風を車内に引き込ませる扇風機のような役目をもつものです。
クーラ―がない時代の車には、皆、この三角窓が設置されていました。
運転席の上についている三つのライトは、速度が上がるごとに点灯するランプが増えていくようになっています。
ミラーの配置も独特ですね。
もうこの見た目からして、レトロ感満載です。
旧車のイベントに、この車を参加させたら、きっと注目を集めるでしょうね。